最近観た映画3本



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芸術の秋という事で、
読書・音楽に続いて久し振りに映画鑑賞も復活。

SWを含めた2週間の間にレイトショーで3本観ました。






個人的に一番良かったのはトップ写真の
「サンシャイン・クリーニング」

元々たった4館での公開だったものが口コミでじわじわ
話題になり全米で大ヒットになったという作品。

負け組一家の不器用な生き方に歯痒さを感じたり
苦笑いしつつも、観終わった後にほんのり心が温かくなる・・
そんな物語。

エイミー・アダムスとエミリー・ブラント演じる
姉妹のやりとりがリアリティがあってとても良かったです。

詳しいストーリーは公式サイトでどうぞ。







続いてはオドレイ・トトゥ主演の
「ココ・アヴァン・シャネル」



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孤児院育ちの少女が世界のシャネルになるまでの物語。

どんな苦境に立っても決して卑屈にならず
自分の信念を曲げない心と人生を切り開いていく行動力、
真っすぐに愛を貫く強さに感動を覚えると共に
同じ女性としては痛々しさも感じました。


手に入れたものの大きさに比例して失うものも大きい・・・

その喜びと痛みのどちらをも真っ正面から受け止めて
生き抜いたシャネルはやはりすごい女性だなと。







3本目は「火天の城」


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織田信長の死と共に築城わずか3年で焼失した幻の城
「安土城」を設計・監督した熱田の宮大工
岡部又右衛門の物語。


職業的観点から、もう少し具体的に安土城築城の詳細
(特に狩野一門の手掛けた金碧障壁画や茶室など内部について)を
知りたかったので、その点では少し物足りなさを感じましたが
人間ドラマとしてはなかなか良かったです。
特に大竹しのぶのさりげない演技が物語に深みを持たせていました。


それにしても改めて、安土城の焼失は世界レベルでの損失ですね。。

叶う事なら一目実物を見たかった・・・!









最後に今回の3本を観て共通した感想。
それはやはり・・・

「古今東西、オナゴは強い」

です。笑。



*全ての写真はサイトからお借りしました。
by izola | 2009-10-03 14:28 | 映画/音楽/演劇

旅は心の宝石箱