2009年 10月 25日
Cite de l'Architecture et du Patrimoine/建築遺産博物館
いよいよ始まるクリスマス土方シーズンを目前に
どんどんブログの更新頻度が落ちているダメオトンです。
^^;
年内にはパリから帰国したいのですけれど
この調子だと年越しの可能性もアリ?・・・かも?
滝汗。
と、泣き言はさておいて、美術館レポも残す所あと2箇所。
どちらも職業的好奇心で是非行きたかった場所。
まずこちらはシャイヨー宮の左翼側にあった
「フランス文化財博物館」を5年かけて改修し、
2007年9月に再開館した「建築遺産博物館」。
建築好きにはとても興味深い美術館です。
1階(地上階)は12世紀〜17世紀
(ロマネスク〜ゴシック〜ルネッサンス時代)の
フランス各地の国家的文化遺産(建築物、彫刻、像等)が
精巧な模型で展示されるギャラリー。
真っ赤な空間の中にそびえ建つ模型や彫刻は
どれも驚く程の緻密で美しい芸術品。
☆
2、3階は12世紀〜16世紀のフランスの教会などに
描かれていたフレスコ画や壁画を再現したギャラリー。
中でも直径18mのドーム内に描かれた
「サン・エチエンヌ大聖堂のフレスコ画」は
模型同様とても模写とは思えない迫力で、
ドームの中心に立って聖職者達を見上げると
まるで本当に教会内に佇んでいるような気持ちになります。
☆
同じく2階にある近現代建築ギャラリーでは
「建築と都市」をテーマとした1850年〜今日まで約150年間の
フランス建築の歴史を模型やパネル、映像等で見る事が出来、
森美術館で開催された「コルビュジエ展」に展示されていたものと同じ
「ユニテ・ダビタシオン」の実物大模型もあります。
今回の旅で心残りだったのはコルビュジエの手掛けた
近代建築の名作「サヴォア邸」や
パリ市内の自邸&アトリエに行けなかった事。
次回はなんとしても時間を作って訪れなくては・・・!
☆
駆け足でフランス建築巡りを堪能した後はカフェで一休み。
ミュージアムショップは建築・デザイン関係の本が充実。
実はここのカフェ、
オシャレなだけじゃなくてとっても穴場。
こんな風に真正面からエッフェル塔を思う存分楽しめるんです。
パリで時間がない方は、ここに来ればフランス国内の
素晴らしい建築物とエッフェル塔の両方を楽しむ事が出来ますヨ♪^^
by izola
| 2009-10-25 22:41
| JALPAK/パリ2009