2010年 05月 25日
カキツバタとルーシー・リー
先週末の上京時にはヒヨコ姉さんとmichiyoさん
におつきあいいただきました。^^
ランチはヒヨコ姉さんオススメの「ありそ亭」で
美味しいお魚と美女との楽しいおしゃべりを満喫。
お二人共バリに行かれたばかりだったので
リゾート&美容ネタで大いに盛り上がりました♪
michiyoさん、忙しい週末にお時間をいただき有難うございました!
☆
ランチの後は姉さんと2人で根津美術館の
「国宝燕子花図屏風」を見学に。
群青と緑青だけで描きだされた尾形光琳の傑作は
実際に目にすると写真で見るよりもずっと軽やか。
近くで見るとややのっぺりした印象すら受けますが、
少し離れて全体を見ると屏風の中に群生する燕子花は
300年の時を経て、今なお色鮮やかに咲き誇っています。
☆
光琳の燕子花を楽しんだ後は庭園散歩。
昨年末に訪れた時には落葉していた樹々達が見事に芽吹いて
見渡す限り爽やかな緑に囲まれた美しい庭。
実はこの場所に来るまで知らなかったのですが
庭の池には光琳の燕子花図屏風を思わせる燕子花が
今は盛りと咲いていたのでした。
だからこそ、この時期にこの展覧会が開催されていたのですね。
新緑の中をゆるやかに流れる燕子花の川。。。
思いがけない贈り物をもらったような幸せな気持ちになりました。
他にもこちらの庭園内には大きな石塔がそこかしこに点在。
根津さんは石塔コレクターだったのでしょうか?
なかなか見応えがあって楽しい庭です。
☆
燕子花に感動した後は「タヒチ」でのんびりティータイム。
ゆるゆるとした空間でとりとめもなくお喋りしていると
監督が姉さんのお迎えに来られました。
そのまま図々しく高級車で次の目的地まで送っていただきましたー。
監督、有難うございました!
バビューンとスマートに走り去る姉夫婦を見送ったら
国立新美術館で開催中の「ルーシー・リー展」へ。
年末に大阪にも巡回してくるのでそちらも行く予定ですが、
ここでの開催も是非見ておきたかったのです。
見ているだけで思わず微笑んでしまう何とも言えない温かさと
触れるだけで壊れてしまいそうな儚さと
大地や自然の力を取り込んだ強さを兼ね備えた作品の数々は、
美しく健やかで偽りのないルーシー・リーの魂の欠片達でした。
大阪で再会出来るのが楽しみです。
姉さん、監督、いつも有難うございます♪
by izola
| 2010-05-25 22:20
| 美術館(国内)