2010年 05月 31日
俵屋/'10 睦月(3)
夕食前の館内散歩。
ー玄関ー
金屏風に日陰蔓と金比羅宮のお守り、
李朝文机の上には鏡餅と俵の置物。
☆
ー坪庭ー
折節移行を花でめでる坪庭、花月次
昼。降り注ぐ福雪。
夜。宿の歴史を感じる時間。
☆
ーラウンジー
どっしりと鎮座した黄金色の晩白柚。
☆
ー高麗洞(ライブラリー)ー
光、かすかな余韻 限りなく低い視線
全体ヲ韓紙で張り込ム マユ玉の中に居る心地
本を片手にしばし時を忘れる。
☆
ー庭座ー
通り庭に繭玉のようにふくらんだ居場所
ほっと。ぼうっと。
☆
ーアーネスト・スタディー
故アーネスト・サトウの書斎ヲ再現
彼と同時代に活躍した芸術家達の作品と共ニ
何故か懐かしい匂い。
宿には不思議の欠片が散りばめられています。
by izola
| 2010-05-31 19:42
| 俵屋旅館