美山荘/'11 Winter(1)



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ナニワは連日10分外にいたら溶けてなくなりそうな猛暑でありますが、
いつもながらに今更ながらのタイミングでぼちぼちとお宿&ホテル
記事を更新させていただきます。

毎度季節感無視で申し訳ありません。m(_ _)m






ハイアットを後にして向かったのは出町柳。

美山荘まではいつもは自分で運転して車で行きますが、
この時期は雪で道路が凍結して危険とのことで、
今回初めて市バスを利用する事に。

バスの時間まで少し余裕があったので「出町ふたば」まで
道中のおやつを買いに行きました。
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無事豆餅を入手したらバスに乗り込んでいざ美山荘へ♪

昨年末〜年始は雪の多かった京都。市内も何度か積雪しましたが、
その後しばらく天気が続いていたのでもう雪は残ってないかと思ったら
鞍馬を過ぎたあたりからいきなりご覧の雪景色でびっくりです。
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まるで北国を走っているかのような雪深い光景に圧倒されながら
1.5Hのバスドライブを楽しんだら美山荘の最寄りバス停に到着〜。
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バス停はこんな可愛らしい小屋です。^^
(事前に電話をしておくとここまで宿の車が迎えに来てくれます。)
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迎えの車に乗り換えて、そこから美山荘までは5分ほど。
屋根の上にも雪がこんもり。
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念願の冬の桃源郷にやってきました♪
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しかしまぁ、どこを見ても雪、雪、雪・・・。
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母屋も離れも半ば雪に埋もれています。
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若女将から何度も「冬は雪がすごいんですよ。」
と聞いてはいたものの、実際こんなに降るところとは思いませんでした。







お部屋は大好きな「石楠花」。
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いつもと違う月見台の眺め。
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一息ついたら橡餅のぜんざいや生姜湯など、ホッと温まる品々が運ばれてきます。
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寒がりの私は冬の美山荘がどれだけ寒いのか心配して完全防備で訪れたのですが、
部屋に入ると驚くほど温かく、隙間風も入りません。

聞くと、離れは床から天井に廻るよう建物全体で温水暖房を取り入れているので
一旦全体が温まるとずっと温かさが続くそうです。
確かに滞在中部屋にいて寒いと感じた事は一度もありませんでした。






一休みしたら夕食前の散策。

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いつもは一面の緑と鳥のさえずりに包まれた花背も
この時期だけはモノトーンと静寂の世界・・・。
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雪に凍えながらも春に備えてしっかりと芽を出している樹々や草花の
しなやかな強さ・・・
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キリリと冷えた清流は雪の雫をたっぷりと蓄えて、
春夏秋冬この地に豊かな恵みをもたらしてくれます。
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これだけ厳しい冬があるからこそ、
あの豊かな自然の恵みを享受出来るのだと、深く、静かに感動。
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この後、更なる感動が待っていました。。。
by izola | 2011-07-10 17:49 | 美山荘

旅は心の宝石箱