2011年 07月 31日
草喰なかひがし/'11 May
春の食べ納めはなかひがしで。
今年2度目のなかひがし。(前回分は写真撮れず。)
軒先には山紫陽花と山藤。
この日はカウンターではなくお座敷で。
今回もsachiさん&Rちゃんとご一緒しました。^^
晩春の八寸。
ここにはまだまだ春が残っていました。
玉葱とエンドウの白味噌椀。
骨までパリパリに焼き上げた岩魚は酸葉を煮出した酸葉酢で。
蓋の表裏にも椀の中にもびっしりと描かれたそれはそれは見事な吉野椀は
お椀が素晴らしすぎて中味がなんだったか綺麗に忘れてしまいました。笑。
煮えばなご飯。
いつもの鯉の代わりに出て来たのは蕨の鳴門巻。
添えられたのはカラスノエンドウ、イタドリ、ウド、ノニンジン、
つまみ湯葉という生湯葉を煮たもの。
こちらはいつものなれ寿司。
香り高いナイアガラワインとのマリアージュが最高。
炊き合わせは淡竹、蕨、諸子、蕗。
出汁の一滴まで残さずいただきます。
鰹に野菜いろいろのサラダ風。
最後は独活と青菜のおひたし。
はー、お腹一杯胸いっぱい。
☆
もう何にも食べれませーん!
・・・と思いながらもここからがなかひがしの本領発揮です。
いそいそとカウンターに移動したらメインディッシュならぬメインステージの開演♪
ステージの主役は勿論ご主人。
大変お話上手な方でいつもお客を笑わせながら楽しく食事を締めくくって
くださるのですが、この日はいつも以上に舌好調でした。
ご飯を一杯食べる度に次から次へと繰り出されるオヤジギャグの連打に
腹を抱えて笑いながらも気付くと3回おかわりした私。笑。
1杯目は山椒の葉をたっぷり乗せて乾燥醤油をまぶしていただく山椒ご飯。
2杯目はフランス産(時にはインドネシア産)のお焦げに
イギリスの塩とアラブの特製オイルを合わせて。
最後は梅干しと出汁でいただくNY風お茶漬けで締めくくり。
ここでは京都に居ながらにして締めのご飯だけで世界旅行が楽しめます。
*謎の国名の答えは是非なかひがしでご主人の口から聞いてください。^^
☆
お腹いっぱい食べて笑って、
京番茶と水菓子と小菓子をいただいたら楽しかったステージも終了。
いつも目と舌と心を楽しませてくださって有難うございます。m(_ _)m
*早春のなかひがしメニューはLOHASちゃんの記事でお楽しみください♪
by izola
| 2011-07-31 15:15
| グルメ