2012年 06月 02日
ケルン&パリ2012/8
<ケルン大聖堂/Der Kölner Dom>
3日目は朝からケルン大聖堂見学。
ケルン大聖堂は1996年に世界文化遺産に登録された
世界最大のゴシック建築様式の教会。
4世紀に初代が完成して以降、2代目の焼失、3代目の建築、
その後の増築や修復を繰り返し現在の偉容を保っています。
*詳しい歴史はコチラ
ケルンはとても小さな街なので、どこにいても大聖堂の姿を目にする事が出来ます。
(*以下大聖堂全景2枚 Photo by S)
よくもまぁ、大型重機もパソコンもない時代に
こんなに大きな建物を創ったものです。。。
大聖堂の頂上まで階段で上がれると聞いて気合いを入れて登ってきました。
チケット売場で目にした看板。
高さ157m、階段数533段・・・う、、、ガンバリマス。。。^^;
頂上へは小さな入口からこの狭い螺旋階段を533段、
ひたすら上へ上へ。
年齢を痛感するなぁ。。。笑。
時折、階段の途中の小窓から大聖堂の外壁や街の様子が見えます。
この鉄塔を登ると頂上です。
美しい尖塔のてっぺん。
繰り返されるクロスモチーフ。
外廊はこのようにフェンスで囲われた状態でぐるりと廻る事が出来ます。
この日は小雨〜曇りの空模様でしたが、雨に濡れた石造りの
グレイッシュな街並みもヨーロッパらしくてとても好きです。
☆
頂上からの景色を堪能したら下に降りてローマ時代の遺構を見学。
ヨーロッパの教会はこのように何百年もかけて造られていくので
様々な建築様式や素材が混ざり合った複雑な複合建築物になるものが
多いのです。
☆
次は大聖堂内部をゆっくり見学。(↓1枚目のみPhoto by S)
見上げると首が折れそうなほど高さのある身廊には
曇り空でもクリアストーリーから厳かな光が降り注いでいます。
そして側廊の壁に目をやると、
思わず跪きたくなるほど素晴らしいステンドグラスの数々。
これぞまさに神々しい美しさ。
(横長写真はクリックすると大きく見れます)
翼廊の右上部には1974年に完成したゲルハルト・リヒターによる
虹色のモザイク柄のステンドグラス。
このように素晴らしい宗教建築や宗教芸術を目にする度に、
信仰の持つ力の凄さに感動します。
☆
地下には小さな礼拝堂がありました。
最後に旅人の安全を見守る像に見送られて大聖堂を後に。
*ケルン大聖堂公式サイト
by izola
| 2012-06-02 19:03
| ケルン&パリ2012