ハイアットリージェンシー京都/1


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今日はロケハン&打合せで京都へ直行。

打合せの前にディスプレイ用に注文していた花器を
受け取りにハイアットリージェンシー京都内の
セレクトショップ「京」へ。
ついでに「東山」でランチしてきました。

本日の京都の暑さは半端じゃありませんでしたが、
ホテルのファサードの涼し気な竹林と
東山から見える庭の緑に気分だけは爽やかになれました。

*写真は先日滞在した際に撮影した
ライトアップされたファサードの竹林。
光に照らされて浮かび上がる竹のシルエットが
幻想的でとても美しかったです。





京都駅からタクシーで5分、
三十三間堂の隣で京都国立博物館の向かい
という立地のこのホテルは、元パークホテルの建物を
そのままに、中を全面改装してオープンさせたもの。

ハードが古いホテルのままということと、
ハイアットといってもパークでもグランドでもなく
リージェンシーブランドという事で、
正直そんなに期待していませんでした。

行こうと思った理由は単純で、
昨年滞在してとても好きになった
「パークハイアット・ソウル」と同じ杉本貴志氏が
内装デザインを手掛けているから。

あのデザインテイストを京都という土地でどのように
表現しているかに一番興味がありました。


七条通りからこの橋を渡って「トラットリア・セッテ」に
入ることができます。
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ロビーもファサードも、京都という土地のイメージを
内装素材やモチーフ、陰影を利用した照明等で
効果的に演出しています。

昼と夜とでロビーの印象は驚く程異なります。
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トラットリア・セッテの館内螺旋階段から見たフロント。
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同じ場所から見たソファコーナー。
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館内のアートは和(アジア)を感じる素材+
モダンアートがバランス良く配置されています。

こちらのアートはひょっとしてイヴ・クライン?
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1階EVホ−ル前にどどーんと置かれた石臼風オブジェ。
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こちらはハウル風(笑)のアイアンオブジェ。
上には苔と生花がアレンジされています。
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今日は桔梗がアレンジされていました。
緑と紫がキレイ。
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東山の入口横にはドウダンツツジが大きな壷に。
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ホテルの規模自体が小さく、ロビーもレストランも
館内もどこも床面積は狭いし天井もかなり低いのですが、
和を感じるしっとりした空気感にシャープでシンプルな
デザインと上質な素材使いとで、それらの弱点を逆に
隠れ家っぽい落ち着きに変えているあたりは
さすがハイアットだなと感心しました。


*次回はお部屋編です。
by izola | 2006-08-04 23:59 | HR京都

旅は心の宝石箱