2008年 02月 19日
山の上ホテル/2
山の上ホテルには昭和29年創業の「本館」、
昭和45年に開業した「別館」、
そして数年前に別館7階にオープンした
「アート・セプト・フロア」があります。
カッシーナの家具にフロスの照明、浴槽はジャクソンと
スタイリッシュなインテリアに拘った
アートセプトフロアも気になるところですが、
今回は迷わず本館を予約しました。
一休.comから予約したプランは2度とも
「文豪達が愛した朝御飯(本館ツイン・シングル利用)」。
漆喰壁と長い間磨き込まれた木と革の家具に
囲まれた部屋は古いけれど決して古臭くはありません。
24.3平米との事ですが、
天井が高めなので実際よりも広く感じます。
ホテルになる以前の本館の建物は
太平洋戦争時は海軍に、戦後は米軍に接収され、
WAC(陸軍婦人部隊)の宿舎として使われていたそう。
だから天井が高いのでしょうか?
ロビー同様入った瞬間から寛げる空気。
このドレッサー&スツールがなんともキュート♪
バスルームは古い建物なのでコンパクト。
でも清潔です。
備品もとってもレトロ。
「おゆ」ポットが可愛いんです!
「おみず」ポットはこちら。
この表記は年配ゲストへの配慮でしょうか。
飲み物セットはシンプルに。
部屋に入ってしばらくすると
まだホテルに入ったばかりで研修中?のような
可愛らしいスタッフがおずおずと
ウェルカム日本茶&スイーツを持って来てくれました。^^
部屋も家具も備品も空気も
全てが柔らかく滑らかで
デザインや素材にひとつも尖ったところがない空間。。。
作家達がここに籠りたくなる気持ち、
解るような気がします。
by izola
| 2008-02-19 20:42
| ホテル(東京)