2008年 07月 28日
神秘の島、バリへ/15
昇る竜、沈む夕陽・・・
ウブドからスミニャックへ移動する途中に立ち寄ったのは
バドゥン半島の西端に位置するウルワツ。
何故か似合う海とお猿さんの図。
注:ここのお猿さん達は人に危害は加えませんが
アクセサリーや小物類には興味を示しますのでご注意を。
ここにはお猿さんではなくケチャックダンスを見にきました。
海風にたなびくチェックのペンジョール。
この旗はバリのあちこちで見られます。
ガイドのアスタワさんに旗の意味を聞くと
下から見上げると山、上から見ると竜を模しており
「繁栄と平和」を表現したバリには欠かせない祭具だそうです。
沈みゆく夕陽を見ながら劇の始まりを待つ観光客達。
噂には聞いていたけれど、バリのサンセットは本当に美しかった・・・。
夕陽が沈む少し前、
上半身裸で白黒チェックの腰布を巻いた
数十人の男性達が登場し、踊りはスタートします。
ケチャックダンスとはバリ島の伝統的な舞踏劇の事。
男性達はリズムを保つ一人とメロディーを歌う一人を除いた全員で
4つのパートに分かれてサルの鳴き声を模した「チャッ」という発声をします。
各パートが違うリズムパターンを持っており、全体で合唱することで
「ケチャケチャケチャケチャ」という独特のリズムを生み出すのです。
彼らが合唱する中を華やかな衣装を纏った踊り手が
次々と現れて物語は進行。
物語はラーマーヤナという古代インドの大長編叙事詩を
題材に創作されたものが多いそう。
クライマックスにはこのように火を使った演出もあり
なかなか迫力があります。
小1時間の劇を見終わってみると、
きらびやかな主要登場人物達よりも
劇の最初から最後までケチャのリズムを刻み続け、
声だけでなく手や身体の動きで背景としても
活躍していた男性達の声と動きの方が印象深く心に響きました。
☆ ☆ ☆
次に向ったのはジンバランのビーチ沿いに並ぶ
シーフード屋台「イカン・バカール」でのディナー。
たくさんの屋台の中で私達が案内されたのは
「TEBA・CAFE/テバ・カフェ」。
水槽の中にずらりと並んだ新鮮な魚貝類をオリジナルの
ソースに漬け込んで焼くシーフードバーベキューが
イカン・バカールの看板メニュー。
浜辺に出ると波打際までびっしりとテーブルが並べられています。
*時期によっては最前列は波で水浸しになることもあるそうなのでご注意を。笑。
楽しいバリの夜にカンパーイ☆
みんなで賑やかにおしゃべりしながら待つ事しばし・・
すごいボリュームの盛り合わせが出て来ました!
でもやっぱり暗くて写真全滅でした〜(泣)
*この方の記事はちゃんと写ってます!
気になるお味の方は・・・
ロブスターにイカに海老に魚にetcと、
見た瞬間に絶対食べきれない!と叫んだボリュームでしたが、
意外にも、こってりしてると思ったソースは甘さもコクも
ありながらしつこさはなく、味も濃すぎず辛すぎずで
飽きずに最後までほぼ完食する事ができました。
ヒロキエさんが追加注文されたマッド・クラブも美味しかった♪
BBQソースは各店で味が違うと思うので
他店がどのような味かわかりませんが
テバ・カフェのソースは日本人の口に合う味だと思います。
海辺で潮風に吹かれてみんなでわいわい言いながら
食べるシーフードBBQはバリ気分満喫でとっても楽しかった。^^
*ひとつ注意*
浜辺中が煙だらけなので洋服はすぐに洗えるものにしましょう♪
*随分前にアップされてる(笑)皆さんの
イカン・バカール記事と旅の詳細はこちらから♪ ↓
by izola
| 2008-07-28 16:22
| JALPAK/バリ2008