Chi-Fu



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ブルゴーニュとヌーベルシノワの美しい調べ・・・







3ヶ月ほど前、
たまたま観ていた「LIFE 夢のカタチ」というTV番組で
ひとりの料理人を知りました。


20年前の名店の味を大阪に復活させると共に
新たな中国料理のスタイルを追求したお店を開いた若き3代目、
東浩司さんの挑戦の物語。


*詳しい内容はコチラ



この番組を観てどうしても彼の料理が食べたくなって
haruさんを誘って行ってきました。







お店の場所は南森町から徒歩10分ほどの大通りの一本裏。
一歩裏に入っただけで表通りの喧噪とは無縁の静かな佇まいです。

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店名は「Chi-Fu」

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店内は絵もオブジェもなくシンプルで無駄が無いけれど
どこか温かみを感じる空間。
まるでフレンチレストランに来たようです。

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席に着いたらまずはブラン・ド・ブランのシャンパーニュで乾杯。


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乾杯したらお楽しみのコースのスタート。


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烏骨鶏のピータン 新生姜のソース

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北寄貝と青梗菜の山菜奶油煮

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ワインはこのコースに一番合うと勧められたシャンボール・ミュジニー。

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抜栓直後から絹のような滑らかさと華やかな香りを持つとても美しいブルゴーニュ。
ワインの変化と料理とのマリアージュに期待が膨らみます。

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麻婆三種
皮を剥いた茄子、カラスミをまぶした豆腐、味噌漬けにした鯛の白子を
中心の麻婆ソースを合わせていただきます。

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足赤海老のビスク 空豆の春巻き添え

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鮑と白身魚のクネル 白湯と牡蠣油のソース
白身魚のクネルに薄切りにした鮑を幾重にも重ねて蒸したものと
肝ソースでソテーした鮑。

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2つのフュメ 〜四川ダックにブルゴーニュの香気〜

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葡萄の葉に包まれた鴨肉を土鍋で蒸し焼きにしたものに
何やら澄んだスープをかけるとジューっと芳しい香りが立ち上ります。

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ブルゴーニュの香気に包まれた鴨肉。
以上のプレゼンテーションを楽しんだら一旦土鍋ごと下げられます。

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最終形はこちら。
付けあわせのソースは赤ワインベースではなく甜麺醤をベースにした
とてもフルーティーなソースでこれが驚く程美味で鴨に良く合いました。

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スペシャリテその1の中華ちまき
皇室・宮家にも愛されるという艶やかな粽は
見た目と異なりとても優しく繊細な味であっという間にペロリ。

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スペシャリテその2のビーフンは蟹と春野菜の汁ビーフン
こちらも腰のあるビーフンとコクと深みのあるスープでまたたく間に完食。

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デザートその1、紹興酒とキャラメルのプリン
紹興酒の香りとキャラメルのほのかな苦みがベストマッチ。

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デザートその2、新緑のデセール コリアンダーのグラス
見た目も味もこの季節にぴったりの爽やかなデザートで締めくくり。

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食後の飲み物はコーヒーではなく中国茶で。
私は茉莉花茶をセレクト。

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残念ながら料理を雄弁に語る言葉を持たないので上手く伝えられませんが
素材の組み合わせの妙もフレンチのように軽やかで美しい盛りつけも、
見た目の華やかさや味の奇抜さに拘るというより、
一品一品の素材と仕上がり、コースとしてのバランスを熟慮した上で
非常に丁寧に誠実に、モザイクのピースを合わすように創られた
繊細で気持ちの籠った目に美しく舌に嬉しい料理達でした。



また、ワインスクールの講師もされているというオーナーのセンスで
セレクトされたワインも料理に本当に良く合っていて
ホスピタリティに溢れた温かな接客と相まって、久しぶりにharuさんと
ゆっくり美味しい時間を楽しめました。^^





ちなみに同じビルの地下には同経営で昼はビーフンと粽を気軽に食べれて
夜はビストロメニューと中華を楽しめる「AZ」があります。


新橋のお店はコチラ
by izola | 2012-05-31 23:55 | グルメ | Comments(0)