2012年 06月 11日
ケルン&パリ2012/10
<Park Hyatt Paris-Vendôme/1>
パリのお宿は「パーク ハイアット パリ-ヴァンドーム」。
2011年、5つ星を超える最高ランクのパラスホテルに認定されたこのホテルは
ヴァンドーム広場とオペラ座をつなぐラペ通りという絶好の
ロケーションに面していながら隠れ家のようにひっそりとした佇まい。
ここを訪れたのは1月下旬。
たまたまクリスマスイルミネーションの名残があったおかげで目立ちましたが、
何も無ければ気付かずに通り過ぎてしまいそうな小さなエントランス。
笑顔のドアマンの案内で扉をくぐると真っ先に出迎えてくれたのはこの彫刻。
ホテルのあちこちでこの手足の長い男性像が色んなポーズでお出ましになります。
ライムストーンの柔らかな色と質感のシンプルな館内には
これらの現代彫刻や絵画、胡蝶蘭が品良くセンス良く配されていて
ホテルというより上質を知る大人の為の隠れ家、または個人美術館といった趣。
入口同様小さなフロント
EVホール前
お部屋は3階のパーククイーン。
301号室はEVから一番近い部屋です。
館内の構造はこんな感じ。
301号室はちょっと変わったレイアウトです。
ホテルは5つの歴史的建造物を古い屋敷を繋いで造られているそうです。
デザイナーはアマンリゾートも手がけたエド・タトル氏。
☆
さて室内へ。
ドアからベッドルームを見る。
窓側からドア方向を見る。ドアのすぐ横がベッドです。
シーツの肌触りも寝心地も良いベッド。
ベッド側から窓側を見る。
30平米ほどの室内はグレージュ、ハニー、マホガニーブラウンに
マットゴールドを合わせた、ほのかに東洋のエッセンスも感じる
シックでラグジュアリーな空間。
天井が高く壁面に効果的にミラーが使われているので
天井高とミラーの映り込みで実際よりも広く見えます。
窓からの眺め。
お部屋は中庭に面しているので大通りの喧噪とは無縁。
デスク方向。
ウェルカムワイン&ショコラ。
ここではお一人様でも沢山のメンズに囲まれて過ごせるので
寂しくありません。笑。
わかりやすい派手さや華やかさはなく、昨今のトレンドにも捕われる事なく、
開業から10年という時の経過がこのホテルに上質な味わいと深みを与えていて
長く過ごす程に気持ちがしっとりと馴染んでいきそうな実に素敵な空間でした。
by izola
| 2012-06-11 20:20
| ケルン&パリ2012