2012年 07月 25日
草喰なかひがし/'12 July
夏のなかひがしは久しぶりにharuさんと。
河原町で待ち合わせして向かったのは「何必館」。
昨年haruさんと一緒に見た「MAYA MAXX展」がタイミングよく開催中
だったので今年も一緒に見る事が出来ました。
「MAYA MAXX展」は2008年から10年間続けて開催される予定の展覧会。
毎年テーマが違っていて昨年のテーマは「動物園」、今年は「神、佛たち」。
同じアーティストの心と作風の移り変わりを見続けられるというのは
興味深く嬉しいことです。
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展覧会の後は花見小路をぶらぶら。
京都は山鉾巡行と還幸祭も終わっていよいよ夏本番。
偶然、舞妓さんに会えました♫
強烈な夏の日差しを避けるようにOKUへ。
あれ?内装が変わった?と思ったら、6月からリニューアルして
昼は今まで通りカフェ、夜はバル利用も出来るようになったそうです。
和三盆蜜のわらび餅
小豆アイス。
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美味和スイーツで糖分補給した後はそのまま歩いて三条界隈をうろうろ。
点邑の一階ではミニチュア山鉾が巡行していました。^^
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さて、寄り道も終わってなかひがしへ。
最初に供されるのはタニワタリのような長皿に盛られた八寸。
小茄子に枝豆を射込んで山鉾に見立てたもの、胡瓜と紫蘇で鱒を巻いたもの、
鱧の飯蒸し、お盆に供えると極楽浄土に行けるというアカザのお浸しetc・・・
一皿の中に夏がギュっと盛り込まれています。
石川小芋の荏胡麻和えに玉蜀黍のトッピング。
お楽しみの白味噌腕は・・・
夏は白味噌ではなく合わせ味噌に馬鈴薯のすいとん。
茎茗荷の香りが爽やか。
席に着いた直後から炭火で丁寧に焼かれていた鮎たち。
この季節ならではの美味♪
次に出て来たのは、ど、毒キノコ???(笑)
ではなく、炭酸水にじゅんさいと梅肉を入れたガラス器に
ルバーブの傘が乗った口直し。上にちょこんと乗っているのは岩梨。
さっぱりした一品で鮎の塩気を流してくださいという心使いでした。
ワインは最初は甲州の白、赤はなかひがしオリジナルの「然」。
haruさん、後半からすいすい進んでました〜(笑)
鯉の洗いには一枝の笹を添えて涼やかに。
清水で数週間泥抜きしている鯉は全く臭みがなく実に美しい色。
辛み大根のシャーベットとカタバミと山椒を巻きながらいただきます。
艶やかな黒漆の椀。
中には岩魚と甘草の花、糸瓜、和製ポルチーニのアカヤマダケ。
蓋裏には七夕にちなんで天の川がキラキラと。。。
ナイアガラワインと共に出てきたのはいつものなれ寿司の代わりに
雲に見立てた胡瓜のムースを添えた鮎のテリーヌ。
なかひがしでは初夏〜秋にかけて色んな形で鮎が出されます。
どの時期もそれぞれの美味しさがあっていつも楽しみ。
煮えばなご飯。
蒸し賀茂茄子には揚げた茄子の皮と山椒、三度豆、南京の
入った白味噌ソース。
茄子を崩してソースと野菜を和えながら琵琶を模したレンゲでいただきます。
隠岐の島の岩牡蠣はレモンのジュレで爽やかに。
最後は赤紫蘇酢に漬けて淡いピンクに染まったちりめんじゃこと
胡瓜を合わせた酢の物。
白ご飯。
ご飯のお供にチョコチョコ出て来る小鉢もどれも侮れない美味しさなのです♪
メインディッシュ。
この日はパリに寄り道してから・・・
セントラルパークへ行って帰国。^^
雲のような泡を乗せたデザート。
いつものように季節を身体いっぱいに取り込んで大満足大満腹。
haruさん、楽しい1日を有難うございました♪
*次回は必ず着物でね〜!(笑)
by izola
| 2012-07-25 20:37
| グルメ