2015年 12月 08日
美山荘/'15 Spring(1) |


春の寄り道は京都国立博物館。
琳派400年祭の一環で、この時期は狩野派の展覧会でした。

この展覧会の際には山楽の観る者を圧倒する大胆な構図、
探幽の吸い込まれるような繊細な筆致と天才的な
バランス感覚(間の取り方)にゾクゾク鳥肌が立ちました。
秋に開催された琳派展もこんなゴージャスな内容で観ることは
二度とないのでは?というほどの傑作揃いで、
中でも13.56m全巻が公開された本阿弥光悦×俵屋宗達の
「鶴図下絵和歌巻」は、今にも巻物から飛び立ちそうなしなやか鶴の群れと
その下絵の美しさをいささかも損なわずに描かれた光悦の書蹟が
お見事!というしかない素晴らしいコラボ作品で感動。
桃山時代って武人も芸術家も天才揃いですね。
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by izola
| 2015-12-08 17:19
| 美山荘