くつろぎの隠れ家

ひさしぶりのフォーシーズンズ。
昨年末の滞在以来なので約半年ぶりでしたが、
いつもながらとても気持ちよい時間を過ごすことができました。

今回は一休.comの「リニューアル客室確約プラン」で予約。
お部屋の内装は以前と比較してそんなに変わった印象はありません。
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ソファセットやアーモア、デスクも以前のままですし、カーテンもそのまま。
見た目で変わったのはベッドの上に掛けられた着物の帯をイメージしたという
ベッドスローと小物入れ類が同じく和テイストのものに変わっている事くらい。
あとはデスク上の額の中味も浮世絵調のものになっていました。

今後続々とオープンする外資系ホテルと外国人ゲストをかなり意識した
リニューアルと思われます。

個人的意見としては今までの落ち着いた色目のエレガント系インテリアの中に
突如として黒ベースの和柄が入っているのがちょっとコントラストがきつすぎて
浮いているように感じます。
でも外国人ゲストをメインターゲットとするならば、この位はっきりした色調の
方が好まれるのでしょう。

今回の目的のベッド環境のリニューアル内容は以下の通りでした。

■アメリカ・シーリー社の最高級マットレス
フォーシーズンズホテル特別仕様のベッド。今回導入したベッドは世界特許の
「ポスチャーテックコイル」を使用。このコイルは身体の曲線を感知して
反応する特性があり、体重がかかるほど体圧を感知して身体の必要とする
部分に増量したサポート力で反応します。これにより体重、体型に関係なく、
同一の寝心地と正しい理想的な寝姿勢を常に得ることができます。

■シーツ・ピロケース リネン
最高級といわれるウイグル産「新疆(しんきょう)綿」100%。
デュベ(羽毛布団)スタイルの採用に伴い、ベッドスローも新たに採用。
絹織物で有名な京都、川島織物へ特別発注の「和」を意識したデザイン。

■綿100%の綾織を使用したこだわりの枕
大きさ(90cm×50cm)
ホワイトダックダウン300g(30%)+スモールフェザー(70%)
その他、素材の異なる6種類(羽毛、半そば、全そば、ひのき、ダクロン、パイプ)
の枕もご用意しております。

・・・というすごいこだわりようです。

実際に寝てみた感想としましては、
確かにマットの固さもちょうど良かったですし、
リネン類はしっとりと肌に吸い付くような触り心地でしたし、
デュベスタイルもたいへん嬉しかったです。
枕もふんわりと優しく頭を包み込んでくれる感じで
あっという間に夢の世界へと旅だってしまいました。(笑)

私個人の意見としてはウエスティンの「ヘブンリーベッド」よりも
格段に気持ちよく寝られました。

翌朝は寝坊したかったので朝食はルームサービスで。↓
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FSでは「イル・テアトロ」で洋食or「みゆき」で和食orルームサービスが
選択できますが、どれもそれぞれ捨てがたい魅力があります。
早起きできたらみゆきの和食が内容は一番好きです。

今回初めて「シティビュー」の部屋でしたが、やはり眺めは低層階の
ガーデンビューがいいですね。(でも高い!)
今回の部屋からは「スパ」が真下に見えました。↓
ここのスパもとても気持ちいいです。
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チェックアウト後は「ル・ジャルダン」でラベイユの蜂蜜を使った
「ハニーフェア」をやっているという事だったので
「ハニーロイヤルミルクティー」をいただいて庭園の緑↓をあちこちから
ゆっくりと眺めてからホテルを後にしました。
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今回の滞在で心残りだったのは、ちょうど今時期に庭園に放されている
「蛍」を見れなかったこと。
前日の晩にホテルに戻ったのが遅い時間だったので、
お庭へ出るドアが閉鎖されていたのです。(泣)
昨年の同時期に滞在した時にはたくさんの蛍を見る事が出来ました。

FSでは8/31まで「トワイライト・ガーデン・シャンパン」といって
「ル・ジャルダン」でお庭を眺めながらシャンパンが飲み放題で\5,000という
おとくなプランを開催中です。(オードブル付き)
ワイン、カクテル各種、ソフトドリンクもフリードリンクなので
お近くの方は蛍を見にいきがてらシャンパンを飲みにいってください!
近くだったらぜーったい行くのになぁ〜
誰か代わりに行ってきて〜〜(笑)


ここは来る度に「あ〜帰ってきたなぁ・・」という気がするホテルです。
緑豊かなホテル環境もあると思いますし、
スタッフの対応が外資系高級ホテルの洗練された、
でもちょっと冷たさのあるサービスと比較すると
日本の「旅館」的なおっとりした接し方だからだと思います。

こういった点に惹かれるというのは年とった証拠なんでしょうか?(笑)
by izola | 2005-06-15 15:39 | FS椿山荘

旅は心の宝石箱