2005年 09月 23日
あらや滔々庵/5
山代に滞在していた頃は「福田大観」という号でした。
作品はこんな風にガラスケースの中に入れられています。
全部ひとまとめなのがちょっと残念。
金屏風
陶芸作品
水墨画
ここで一番有名な八咫烏を描いた衝立
どれも荒々しいまでのタッチや作風で、
魯山人の激しい気性と情熱を現しているような気がします。
彼の作品を見ているとパリのピカソ美術館で見た
ピカソ作品と通じるパワーやオーラを感じました。
1954年魯山人71歳の時 、ロックフェラー財団の招聘により
アメリカやヨーロッパ各地で展覧会や講演会を開催した際に
ピカソやシャガールと交流を持つ機会があったそうです。
天才がひしめいていた時代だったんですね。
次回は食事編です。
by izola
| 2005-09-23 17:30
| 旅館