モダンソウル・リサーチ/11

<SAMSUNG MUSEUM/Leeum 1>

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今回の旅の主目的だった「Leeum」
ここにたどり着くのは思ったよりも大変でした。

まずは旅立つ直前になってここに入館するには事前予約が
必要だと知った事。

次に丸1日時間を取っていた月曜日が休館日だったこと。
そう、美術館って月曜休館の所が多いんですよね。
すっかり忘れてました。

でもそこはなんとかなるさ〜気質のB型ですから(笑)、
予約の方はソウルに着いてからPHのフロントにお願いして
なんとかしてもらおうという算段。

休館日はどうしようもないので、最終日を一日Leeum Day
にすることで問題解決。




ここは韓国で有名な家電メーカー
SAMSUNGが経営しています。
「Leeum」とは設立者のLee氏とMuseumを合わせた造語。

元々サムスンがソウル郊外と市内に持っていた
古美術と現代美術の二つの美術館に
児童教育文化センターの機能を持たせて新たに
建設されたのがこの美術館です。

美術館は南山公園エリアの高級住宅地の中にあり、
真上にはグランドハイアットホテルがあります。

Leeumは「過去・現在・未来」というテーマで
世界的に高名な3名の建築家に設計を依頼しており、
[過去]は韓国古美術を扱う「Museum1」で
マリオ・ボッタ
[現在]は国内外の現代美術を扱う「Museum2」で
ジャン・ヌーベル
[未来]は児童教育文化センターと企画展を行う空間で
レム・コールハース
それぞれのテーマに沿った設計で
芸術と文化の過去・現在・未来を表現しています。

下が3棟の美術館を収めた写真。
左から児童教育文化センター、Museum1、Museum2。
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決して広いとはいえない同一敷地内に
外観も中も全く異なるデザイン、マテリアル、レイアウトの
3つの美術館が複合されているのですが、
そのどれもが与えられたテーマとそこに収められた美術品を
見事に活かした素晴らしい建築で、
それぞれが存在を主張しすぎる事なく「過去・現在・未来」という
テーマの元に違和感なく融合されています。


庭のオブジェ。この日は雲一つない晴天でした。
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見渡すと周囲は豪邸だらけ。
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美術館入り口。
エントランスはレム・コールハースの設計。
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足元には時をテーマにしたLEDのアート。
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詳しいご紹介は次回以降に。^^
by izola | 2006-01-12 20:30 | ソウル2005

旅は心の宝石箱