2006年 05月 16日
旅の便利メモ/2
今日ご紹介の便利メモは「現地通貨」について。
現地通貨の両替・引出し方法は様々で、
事前に日本の銀行で両替、又はTC、又は出発前に
日本の空港で両替、又は現地に着いた時に空港で両替、
現地ホテル又は市内の両替所で両替、各種銀行カードで引き出しetc・・・
両替・引出しにもかなりのバリエーションがあると思います。
カード社会の昨今は、両替は必要最低額にしておいて
買い物などは全てカード払いという方が多いと思います。
私もなるべくそうするようにしています。
その方がマイルやポイントも溜まりますし。
でも多少の現金も持っていないとチップやちょっとした買い物
に不便ですからどうしても両替をする必要があります。
だけど事前に日本の銀行に両替に行く時間がない、
出国当日の空港で両替しようと思ったらすごい人が並んでいて断念、
到着国の空港の両替所が着いたらすでに閉まっていた・・・
などで両替のチャンスを逃す時ってありますよね。
そんな時に私がよく利用するのは両替ではなく
海外のATMを利用したクレジットカードでのキャッシング。
キャッシングと聞くと=金利が高い=手数料も高い
というイメージがあると思うのですが、
これが意外や意外、実はそんなに高くないのです。
というか他よりも割安な場合もあるのです。
例えば・・・
今回のモナコ旅でカードで買った物の請求レートが
1ユーロ平均\143〜145(UC-MASTERとJAL-JCBを利用)で、
キャッシングで引き出した分は1ユーロ平均\145〜146。
(UC-MASTER利用、手数料込みでのレートです。)
日本の銀行やホテルで両替するよりはお得なレートでした。
(向こうのホテルで両替レートを確認したら1ユーロ=\151でした。)
利用方法はヨーロッパでは空港や駅や街のそこら中にATMが
ありますので、VISAやMASTER等のクレジットカードを挿入して
暗証番号(PIN)を押し、あとは機械の指示に従って画面を進めると
引き出し金額が表示されますので、
(大抵50〜200ユーロくらいで4種類ほど表示されます。)
希望金額を押すと銀行でお金を引き出すのと同じ要領で
現地通貨を引き出すことができます。
自分の希望金額を設定して引き出す事もできます。
これが便利だなと思うのは、両替の為の日本円を持ち歩く必要がない事と
両替の際の用紙記入等が不要で、街歩きの途中でふと思い付いても
すぐにキャッシュが引き出せる点です。
今回の旅ではスキポール空港のATMとニースの朝市近くのATMと
ホテルの近所のATMでその都度必要な分だけ引出しました。
日本円での両替は一度もしませんでした。
支払いはカード利用と同じ締め日&引き落とし日です。
明細もカード請求明細に記載されます。
<注>
☆ただしカードの利用金額が一定額以上になるとリボ払いになる
等の分割払い設定をされているカードで利用すると
逆に手数料が高くつきますので、ご利用の際にはくれぐれもご注意を!
日本でキャッシングを利用する事はありませんが、
海外では両替代わりに使えるキャッシング。
これは知らない方がかなり多いようです。
今回の旅で一緒だったベテラン添乗員さんも知りませんでした。
(これは意外でした。)
海外で現金引出し可能な銀行カードをお持ちの方は
必要ない情報と思いますが、
いつも現金両替がメインという方には覚えておくと
約に立つ情報かなと思います。^^
<注>
☆カード会社によって締め日の差や手数料の差がありますので
一概にこれがお得とは言えない場合もあると思います。
詳細は各カード会社にお問い合わせの上、ご利用下さいね。
☆私が利用したのは主にヨーロッパ(南西)です。
使う国の通貨事情によってお得じゃないかもしれません。
こちらもご確認の上ご利用ください。
☆もっと便利でお徳な両替及び引出し方法があるよーという
情報をお持ちの方はぜひ教えて下さい!
*写真はニース朝市シリーズのプロヴァンス・ハーブ(上)と
コンフィチュール&ハチミツ(下)。
どちらもパッケージが可愛くてとても買いたかったけれど
見るだけで楽しませてもらいました。
by izola
| 2006-05-16 23:59
| コートダジュール2006