2006年 07月 05日
ニンジン逃亡記/1
逃亡から戻ってちょうど一ヶ月。
ようやく旅行記をスタートできます。
今回の旅も詳細に記録に残しておきたい所がたくさんあり、
いつものごとく長くなると思いますが、
どうぞ懲りずにおつきあい下さい。m(_ _)m
*写真は大通り公園のライラック。
もう咲き終わりの頃でしたが、様々な種類のライラックが
植えてあり、とても綺麗でした。
エアはAM10:30新千歳空港着のJAL便。
北海道は数年ぶり。
オシャレなイートインショップが出来てました。↓
空港からレンタカーを借りて
とりあえずは一路ホテルへ。
札幌でのお宿は一休.comのお得なプランで予約した
「ホテル・オークラ札幌」。
「スカンジナビアン・コンテンポラリー」というテーマで
リニューアルされた客室はシンプルですが快適でした。
バスルーム等のハードで若干古さを否めない所はありましたが、
チェックイン時間の一時間以上前に着いたにも関わらず
すぐさま部屋に案内してくれたり、車の出し入れや荷物の
運搬、各種案内等、迅速かつあたたかい対応で
心地よく滞在する事ができました。
チェックインして荷物を置いたらまずはランチに。
ラーメン店のリサーチは全然してなかったので、
持ってきたガイドブックに載っていてホテルから
一番近かった「味の三平」に行きました。
後で調べたら「味噌ラーメン」発祥のお店だそうです。
こってりしてそうで意外とあっさりしているスープに
しっかりした食感の西山製麺所のちぢれ麺が合います。
ランチの後は散歩を兼ねて大通り公園をテクテク歩きながら
今回の旅の第一目的、イサム・ノグチの彫刻作品
「ブラック・スライド・マントラ」へ向かいます。
これはモエレ沼公園の計画が決定した返礼として
イサムノグチが実費で製作を請け負った作品で、
その原形は1984年にベニスヴィエンナーレに出品した
白大理石で作られた「スライド・マントラ」にあります。
こちらは札幌の白い雪の中でも目立つようにと
黒花崗岩で作られているので、一見すると迫力がありますが
間近で見ると怖いというよりも石の素材と滑らかな曲線の
温かさの方が強く感じられます。
この作品を置くためにわざわざ8丁目と9丁目の横断道路を
遮断して広場を広げたので、当初は一部で芸術家のわがままのように
言われたそうですが、「その中心に子供達がいかに安全に遊べる
スペースを確保できるかがこれからの都市の価値になる」
というのがイサム・ノグチの真意だったそうです。
彫刻作品とはいってもその目的は「遊具」ですから、
もちろん誰でも実際に滑ることができます。
ココロだけは子供に帰って(笑)滑ってみました〜。
あっという間に滑り降りてしまいますが
太陽の光で暖められた石肌が温かく優しく
包みこんでくれました。^^
すぐ隣には白い丘状の「クジラ山」があり、
ここでも子供たちが楽しそうに遊んでいます。
その後はレンガ造りが美しい北海道庁舎や・・・
札幌といえばここでしょ、の時計台を見学。
一旦ホテルに戻り、しばしの休憩後に車で向かったのは
ここもどうしても行ってみたかった「白い恋人パーク」。
そう、あの北海道土産として不動の人気を誇る石屋製菓の
「白い恋人」のテーマパークです。(笑)
恐ろしい程ゴージャスな館内。
見学コースを行くとチョコレートの歴史や古いカップや
パッケージのコレクションが見れたり、
実際に白い恋人を製造しているラインを
見学することができます。
そして館内のカフェではデザートビュッフェも食べれます。
ここで自宅用、お配り用のお土産を宅配で手配した後は
いよいよこの日の主目的「モエレ沼公園」へ向かいます。
つづく☆
by izola
| 2006-07-05 02:03
| トラベル(国内)