ニンジン逃亡記/1

<札幌>

逃亡から戻ってちょうど一ヶ月。
ようやく旅行記をスタートできます。

今回の旅も詳細に記録に残しておきたい所がたくさんあり、
いつものごとく長くなると思いますが、
どうぞ懲りずにおつきあい下さい。m(_ _)m

ニンジン逃亡記/1_b0035734_16443885.jpg


*写真は大通り公園のライラック。
もう咲き終わりの頃でしたが、様々な種類のライラックが
植えてあり、とても綺麗でした。





エアはAM10:30新千歳空港着のJAL便。
北海道は数年ぶり。

オシャレなイートインショップが出来てました。↓
ニンジン逃亡記/1_b0035734_1645155.jpg

空港からレンタカーを借りて
とりあえずは一路ホテルへ。

札幌でのお宿は一休.comのお得なプランで予約した
「ホテル・オークラ札幌」

「スカンジナビアン・コンテンポラリー」というテーマで
リニューアルされた客室はシンプルですが快適でした。
ニンジン逃亡記/1_b0035734_1645126.jpg

ニンジン逃亡記/1_b0035734_16452325.jpg

ニンジン逃亡記/1_b0035734_16453493.jpg

バスルーム等のハードで若干古さを否めない所はありましたが、
チェックイン時間の一時間以上前に着いたにも関わらず
すぐさま部屋に案内してくれたり、車の出し入れや荷物の
運搬、各種案内等、迅速かつあたたかい対応で
心地よく滞在する事ができました。

チェックインして荷物を置いたらまずはランチに。
ラーメン店のリサーチは全然してなかったので、
持ってきたガイドブックに載っていてホテルから
一番近かった「味の三平」に行きました。
ニンジン逃亡記/1_b0035734_16454957.jpg

後で調べたら「味噌ラーメン」発祥のお店だそうです。
こってりしてそうで意外とあっさりしているスープに
しっかりした食感の西山製麺所のちぢれ麺が合います。
ニンジン逃亡記/1_b0035734_1646247.jpg

ランチの後は散歩を兼ねて大通り公園をテクテク歩きながら
今回の旅の第一目的、イサム・ノグチの彫刻作品
「ブラック・スライド・マントラ」へ向かいます。

これはモエレ沼公園の計画が決定した返礼として
イサムノグチが実費で製作を請け負った作品で、
その原形は1984年にベニスヴィエンナーレに出品した
白大理石で作られた「スライド・マントラ」にあります。

こちらは札幌の白い雪の中でも目立つようにと
黒花崗岩で作られているので、一見すると迫力がありますが
間近で見ると怖いというよりも石の素材と滑らかな曲線の
温かさの方が強く感じられます。
ニンジン逃亡記/1_b0035734_16462352.jpg

この作品を置くためにわざわざ8丁目と9丁目の横断道路を
遮断して広場を広げたので、当初は一部で芸術家のわがままのように
言われたそうですが、「その中心に子供達がいかに安全に遊べる
スペースを確保できるかがこれからの都市の価値になる」
というのがイサム・ノグチの真意だったそうです。

彫刻作品とはいってもその目的は「遊具」ですから、
もちろん誰でも実際に滑ることができます。

ココロだけは子供に帰って(笑)滑ってみました〜。
ニンジン逃亡記/1_b0035734_16464136.jpg

あっという間に滑り降りてしまいますが
太陽の光で暖められた石肌が温かく優しく
包みこんでくれました。^^

すぐ隣には白い丘状の「クジラ山」があり、
ここでも子供たちが楽しそうに遊んでいます。
ニンジン逃亡記/1_b0035734_16465388.jpg

その後はレンガ造りが美しい北海道庁舎や・・・
ニンジン逃亡記/1_b0035734_1647484.jpg

札幌といえばここでしょ、の時計台を見学。
ニンジン逃亡記/1_b0035734_16471882.jpg

一旦ホテルに戻り、しばしの休憩後に車で向かったのは
ここもどうしても行ってみたかった「白い恋人パーク」
そう、あの北海道土産として不動の人気を誇る石屋製菓の
「白い恋人」のテーマパークです。(笑)
ニンジン逃亡記/1_b0035734_16492947.jpg

恐ろしい程ゴージャスな館内。
ニンジン逃亡記/1_b0035734_1650553.jpg

見学コースを行くとチョコレートの歴史や古いカップや
パッケージのコレクションが見れたり、
実際に白い恋人を製造しているラインを
見学することができます。
ニンジン逃亡記/1_b0035734_16494573.jpg

そして館内のカフェではデザートビュッフェも食べれます。
ニンジン逃亡記/1_b0035734_16503580.jpg

ここで自宅用、お配り用のお土産を宅配で手配した後は
いよいよこの日の主目的「モエレ沼公園」へ向かいます。


つづく☆
by izola | 2006-07-05 02:03 | トラベル(国内)

旅は心の宝石箱