ニンジン逃亡記/11

<ザ・ウインザーホテル洞爺/5>

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写真は記念にいただいて帰ったメニュー。

このコースには「発見と自然」という名前がついており、
メニューを開くとオーブラック地方を謳ったアンリ・プラの
詩とともに、その日の料理が紹介されています。

メニューに書かれた料理は8品。
それ以外にアミューズ2皿とチーズ盛合せ1皿、デザート2皿が
別に出ましたので、合計13皿のフルコースでした。






後半はメニュー通りの料理名紹介にします。


●夏の始まりとともに;
マリネした真鯛のスライスとレモンのコンフィを合わせたキノア;
茄子&細工をしたイチジクのコンフィ、水菜&シブレット.
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イチジクの甘さを活かしたコンフィの輪の中の
マリネとクスクスのようなキノア&レモンコンフィの
食感と香りが良く合います。


●近辺で採って来た野生のハーブで飾り立て、
グリーンアスパラガスの穂先、ケフィール、
黒トリュフ〜Tuber Melansporum〜のヴィネグレット.
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ケフィールの酸味と黒トリュフの香りに
アスパラのほっくりした味がぴったり。


●牛肉のロースト
チンゲンサイ、ナツメグの香りのバター.
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こちらは名前も味も割と普通でした。
勿論美味しかったですが、他の料理と比べると印象薄。


一応以上で料理は終了。

ガルグイユーを始めとしてどの料理も野菜とハーブが
豊富に使われており、味付けは非常に軽やかかつ繊細で
各々のポーションも日本人に合わせた量でしたので、
ここまで完食してもそんなに苦しいという事はありませんでした。

これならデザートも余裕じゃん♪
この戦、こっちの勝利だね♪
なーんて余裕で構えていた私は
この後大逆転で大敗するとは夢にも思わず・・・。


ここからはデザート戦線に突入。

まずは大きなワゴンで大量のチーズが運ばれてきます。
牛、山羊、羊のフランスものと北海道ものがあり、
好きなものを好きなだけ選ぶ事ができます。
チーズ好きにはたまらないサービスですね。
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私は両国取り混ぜて牛、山羊、羊を1種類ずつ少しだけ。
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美味しいシェーブルには美味しいお酒を合わせたいなと欲を出し、
ソムリエの方に選んでもらったのは甘めの白ワイン。
相性バッチリの選択でした。
しかし、この白ワインとチーズが後の大敗の要因に・・・(笑)
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デサート1皿目はスペシャリテの2皿目。

●81年オリジナルクーランの解釈をもとに、
パイナップルの流れる温かいビスキュイクーラン、
ムスコバド砂糖のアイスクリーム;
ライム、ラム酒に浸けたレーズンとココナッツ.
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オリジナルクーランはチョコレートメインですが、
このクーランは今年の新作だそうです。

侍気分で容赦なくバッサリ斬り込むと、
ドバァーっと豪快に流血・・・ならぬ流ソース。(笑)
外のビスキュイはさっくりほろほろで、中のソース&アイスクリーム
と合わせて口に入れるとふわっととろけます。
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●焙じる様を思い浮かべて、
牛乳で苦味を和らげたコーヒー風味のゴーフレット;
香ばしく焼いたパンのアイスクリーム、
ローストした落花生オイルを混ぜたフロマージュブラン.
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こちらはまさしく苦さと香ばしさが魅力のデザートでした。

これにてコース終了〜。のはずですが、
この後もデザート攻勢はやまず。

可愛いアイス等のプティフール5種盛り。
ま、ちっちゃいアイスなら食べれるでしょ・・・?
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コーヒーよりも紅茶の方が美味しかったです。
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トドメの一皿は
イチゴソース&生クリームの一口ドリンクと
チョコレートムース。
これも最後の勢いで全ていただきました。
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これにてほんとのほんとにコース終了。

後半戦途中まではかなり余裕でしたが、
徐々にチーズとワインの効果が表れはじめ、
最後には立ち上がれるか不安な程の満腹感と酩酊感。

まだまだ修行が足らんなぁと思いつつ、
心地よい敗北感とともに
めくるめく一夜は終わりを迎えました・・・。


景色については夜は真っ暗で何も見えないとの事でしたが、
食事の後半には洞爺湖温泉街が打ち上げる花火を
鑑賞することもできたので、夕暮れも含めて
夜でも充分楽しむ事ができました。^^
(*ランチの様子を知りたい方はcheer29さんの記事をどうぞ!)

そして宿泊客が少なかったのでレストランも空いてるかと
思っていましたが、予想に反してほぼ満席でした。
宿泊客以外のゲストも北海道内からたくさん来られているんでしょうね。

開業してすでに4年目ということもあり、
サービス、料理ともに安定していて、
とても美味しく心地よく過ごす事ができました。
こんなに緊張しない三つ星レストランもなかなか
ないのではないでしょうか?

最後にテーブル側から窓に映り混んだ店内を撮してみました。
意外とカジュアルなインテリアです。
客室と同様にもう少しグレード感と質感のある素材使いをして
いただけると嬉しいな、というのはあくまでも個人的感想。
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その後、帰りにお土産にとロゴショップでも販売されている
焼き菓子を渡してもらってゴキゲンで部屋まで3分で帰還。


でも部屋に辿り着いた途端に更なる満腹感と酔いでダウン。

結局食後に行くつもりにしていた温泉は行けずじまい。
食事中にスタッフにお願いして聞き出しておいた
真夜中オープン謎のヌードルショップにも行けずじまい。
(*こちらの様子を知りたい方はcheer29さんの記事をどうぞ!)


翌日に残った戦(わく善の陣)の為にも
ここはおとなしく就寝することにしました。。。


*次回は「わく善」の前にギリガンズ・アイランドでの
朝食をご紹介します。
Commented by ハナ at 2006-08-25 09:10 x
お食事が全部出たらコメントしようと思って堪えてました(笑)
izolaさんの映りこんだ姿、貴重です^^

お料理、ものすごい品数ですね~。
アミューズからして手が混んでるし、数え切れないほどの食材。
すべてのお皿が(バターまでも!)手抜き無しにアーティスティックなのも楽しいです。
どこまでが前菜でどこからがメインなのか全くわかりません(笑)
そう言う境界線が全くないのか、ホタテ(魚料理かと思ってみてました)の後に
真鯛のマリネやアスパラとか順番や型にはまらないスタイル。
ガルグイユーは有名なお料理ですね。
お花畑のようでとても美しいです。
これはわたしも死ぬまでに一度くらいは食べておきたいな。
ここはゴルフ場もあるようなのでぜひゴルフとともに楽しみたい。

素晴らしいレポ、ありがとうございます~♪
Commented by HamaPuchi at 2006-08-25 09:47
開店当初から、そしてテレ朝の「トリセツ」で取り上げられていたのを
見て、ほんとうに一度は行きたいお店なんです。
お料理は、写真で見るだけで、恍惚としてしまいそうですね。
友人がカトラリーを手に入れていたのが羨ましかったですが
ホテル内とかにショップがあるのでしょうか?
北海道はスキーや釣りが目的で行ったことがあるだけなのですが
次は、ぜひ、行きます。
そういう気持ちになってしまった…、けど先立つものや時間がない。
…。

Commented by izola at 2006-08-26 00:07
>ハナさん、ひそかに大女が映り込んでるでしょ?(笑)

今こうやって記事にして振り返るとほんとにたくさんの
料理をいただいたなぁと我ながらオドロキです・・・。
ハナさんのご指摘のように、普通のコース料理の枠に
はまらない演出には目も舌も楽しませてもらいました☆
ハナさんも死ぬまでになんて言わず、すぐにでも!ぜひ!
宿泊者専用のゴルフコースもありますし!
*でも霧の時期にはご注意を。(笑)

こちらこそ、いつもコメントありがとうございます〜m(_ _)m
Commented by izola at 2006-08-26 00:17
>ハマピーさん、私は「トリセツ」見てないんですけど
見たかったです〜。(↑関西では放映されてなかったのかな?)

ここの料理は味は勿論のこと、盛り付けの美しさが秀逸です。
このカトラリーをお持ちだなんてオシャレなご友人ですね!
この店の食器、リネン類、カトラリーは全て1階の
ミシェル・ブラス・ロゴショップにて購入可能です。

ウインザーはホテルの目の前に宿泊者専用ゲレンデが
ありますし、洞爺湖もありますから、スキーも釣りも
問題ナシです。次こそはぜひぜひ行ってくださいませ!
時間や先立つものの心配は帰ってきてからしてください!(笑)
Commented by infinity-blog at 2006-08-26 12:49
☆izolaちゃま
おぉ〜、最後の素敵ショット!相変わらず…美キラリショット☆

カトラリーやリネンも素敵だけど、お料理の解説も素敵っ!
数々のメニューを食い入るように目でゆっくり堪能しました…涎。
izolaちゃんと一緒に食べている気分になったよぉ〜☆。

来月あたり…ぜひご一緒にお食事して下さいまし〜m(_ _)m
Commented by j_mcrorie at 2006-08-26 17:38
こんにちは。
美しいお料理はまるで1枚の絵のよう。
アートなお料理はizolaさんっぽいですね。
ゴーフレットのデザートなんて額に入れて飾っておきたいくらい。
もちろん目の前に実物があったら食べちゃいますが。^^
Commented by izola at 2006-08-26 18:09
>infinityちゃん、ひそかに映り混んでしまいました〜。笑。

お料理解説楽しんでもらえて嬉しいデス。
いつかほんとに一緒に食べに行けたらいいね!
来月でもいつでもお食事ご一緒させていただきますよ〜ん☆
Commented by izola at 2006-08-26 18:12
>j_microrieさん、こんにちは。^^
ここの料理はどれも出てくる度に歓声をあげたくなるような
美しさでした☆
ゴーフレットのデザートなんてまるでモダンアートですよね。
勿論私もしっかり残さず食べちゃいましたが。(笑)
Commented by HamaPuchi at 2006-08-28 10:31
「トリセツ」のHPで紹介されてます。
ちょっと、それは…って感じもありますが、それなりに楽しめます。
http://www.tv-asahi.co.jp/torisetsu/2002/contents/backnumber/0020.html
すでに、使用経験者から見たら、このトリセツの内容は
どう思うのですかね?
Commented by pachi120 at 2006-08-28 17:31
メインまでは余裕やな〜と思って見てたけど…まじでデザート「戦線」て言葉がふさわしい!
これだけ怒濤のデザート攻めでこられたら私でも完食できるかどうか…(←きっとできる)

ラストを飾ったizolaさんが素敵やわ〜☆
Commented by izola at 2006-08-28 23:00
>ハマピーさん、HPアドレス教えていただきありがとう
ございます!早速「ミシェル・ブラス編」&「ウインザー編」の
両方を拝見しました〜。あはは、楽しかったです。
いきなりヘリであんな所に連れて行かれたら、どん引きするか
めちゃ惚れするかのどっちかでしょうね!(笑)
結果はどちらでもどなたか連れて行ってくれないかしら?(爆)
Commented by izola at 2006-08-28 23:07
>pachiさん、そやねん。途中まで余裕や〜んと侮っていたら
どっこい最後はお腹が破裂寸前。
なんとか根性で完食したけど、あれ以上出てきたら白旗挙げて
全面降伏せなあかんかったわ!やばかった〜。(笑)
ラスト写真は降伏寸前に瀕死の状態で撮影した記念写真。
なんとか生還できたでござりまする〜(爆)
Commented by riccaland at 2006-09-06 17:32
うわぁ~!このチーズ、たまりませ~ん!!!
私も、チーズをいただきすぎてデザートで大敗を大敗を喫することになりそう(笑)
そして、デザートのオンパレードも、sweets好きにはたまりませんね~♪
あ~、私も来年こそは行ってみたーい☆彡
Commented by izola at 2006-09-07 01:45
>riccaさんはクセのあるチーズでも大丈夫ですか?
それならば行かれた際にはこのワゴンのチーズ全種類制覇
して私の代わりにリベンジしてきてくださいっ(笑)
でもそんな事をしたらその後のデザ−ト攻撃で
撃沈すること間違いなしですけど。。。(爆)
by izola | 2006-08-24 23:21 | ホテル(国内) | Comments(14)