紅葉逃亡記/6

<美山荘/4>

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朝食会場は昨夜と同じ母屋の食事処です。






まずは梅茶で頭をすっきり。
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鯖へしこ、ふろふき蕪、水菜の胡麻和え
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このさりげない器使いが好きです。
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ふっくら御飯と自家製の漬け物。
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豆腐と葱の味噌汁。
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大根と菜っ葉とお揚げさんの炊いたん。
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しっかりめの味付けなのに野菜の味が
きちんと活きている筑前煮。
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野菜の色が古伊万里の藍に映えます。
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お焦げをちょっぴりおかわり。
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やはりこの急須、素敵です。欲しい・・・。
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朝食の後は散歩がてらに「峰定寺」へ参拝。
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紅葉に彩られた清流は夏とは違う趣き。
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実は美山荘に惹かれる原因の半分がこの山の上にあります。
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崖の上の張り出た本堂に立ち、目の前の静かで厳かな山並みと
風の動きが見える空、その足元に踞るように暮らしている人々の
存在を感じると、何故だか激しい郷愁の念に駆られます。

知らない筈の景色なのにとても懐かしく感じる・・・
いわゆる絶景というロケーションでもないし
特に印象的な何かがある眺めでもないのに
不思議と心に焼き付いて離れない。
何故かまたここに立ってこの景色を見たいと思ってしまう・・・。

ここが修行僧の籠る禅寺だったというのは
わかる気がします。

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美しい紅葉をしっかりと目に焼き付けて。
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自然の魔法に感謝。
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散歩の後は美味しい珈琲と黒糖菓子をいただいて、
若女将のしとやかな笑顔に見送られて、
今回も豊かな気持ちで宿を後にしました。
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出来れば死ぬまで通い続けたいと思うお宿です。
Commented by まっつん at 2007-01-18 21:56 x
izolaさんこんばんは♪
日本の朝ごはん。美味しそうです。
本当に美味しいものって、とびきり良いとか、珍しいとか、高価な食材だからじゃないですよね。
そういうことのお手本のような感じがします。
目で、耳で、舌で、色んな感覚器官を通して豊かさを味わわれたのですね。
死ぬまで通い続けたいって、分かる気がします。
えーと、私は死ぬまでには一度行けたら御の字です…(^^;)
Commented by あきこ at 2007-01-19 15:48 x
こんにちは。
美山荘、熟読させていただきました。
実は、実家(鳥取)の両親との旅行でこちらを考えたのですが、当時母が膝を痛めておりまして、ベットがいいといったので、諦めたのです。
今年こそは実現させたいなと思っております。
大変参考になりました。
こういうお宿は、親と一緒の方が、安心です。
決して若くはないんですけどね。とほほ。
Commented by izola at 2007-01-20 03:01
>まっつんさん、こんばんは。^^
ザ・正しい日本の朝御飯!って感じですよね。(笑)
まっつんさんのおっしゃるようにここでは自然も
宿も食事も本来あるべき姿で私達をもてなしてくれます。
過度な食材も美も贅もなく、
でも五感にしっかりと訴えかける豊さには
静かに感動するばかりです。

仕事をする上での自分の感性を見失わないためにも
通い続けたいと思うのですが、
いくら近くてもやはり滅多に通えない所なので
宝くじが当たらないかなと日々願うしかないのです・・(笑)
まっつんさんにもぜひあの景色を見ていただきたいなぁと
思います!
Commented by izola at 2007-01-20 03:12
>あきこさん、こんばんは。^^
読んでいただいてありがとうございます☆
私の記事で少しでも参考になればよいのですが。。。
お母様の膝はもう良くなられましたか?
もしまだお悪いようでしたらあのお宿は辛いかもしれません。
客室には座椅子も含めて椅子というものが一切ないので、
部屋で寛ぐ時は少々不便に感じました。
膝や腰の弱い方はかなりしんどいと思いますので
もし行かれる際には事前に相談して椅子か代わりに
なるものを準備してもらうといいと思います。
あと、離れ滞在だと食事はカウンターになるので
問題ないのですが、母屋だと畳の上に配膳しての食事なので
離れに滞在されることをおすすめします。
それと峰定寺の本堂に上がる道もかなり急な山道なので
こちらも膝の弱い方は難しいと思います。
それらの問題さえクリアになればここは本当にゆっくりと
くつろげる素晴らしいお宿ですので
ぜひお母様と楽しい時間を過ごしに行ってください!
Commented by もたろう at 2007-01-23 12:33 x
こんにちは。
↓上の記事、出会いの書斎ってタイトルがぴったりきますね。

さて、こちらの美山荘、肉食の我々にはハードルが高いのではないかと想像していますが(笑)
それでもizolaさんの旅行記を読んでると惹かれてしまいます。
いつか俵屋とセットで訪れることができたらいいなあ。
Commented by milky at 2007-01-23 14:12 x
この『美山荘』で、鯉の洗いを初めて美味しく食べた~と白洲正子が言っています!
今読んでいる「かくれ里」という本です
峰定寺も森閑として気持ちのいいお寺であるーーとあります
 izolaさんが、あの山に惹かれるのは、南北朝をめぐって、落人が逃げ隠れた里であること、山岳信仰が生きていたこと・・など
 身体を巡る血の中に、感応するDNAがあるかもしれません(笑)
本尊の十一面観音は奈良の博物館にあるそうです
また、奈良にも行きたくなりました
Commented by izola at 2007-01-23 21:40
>もたろうさん、ここの食事は魚と野菜がメインなので
肉食の方にはここはちょっと辛いかもしれません(笑)
でも冬の時期には猪や鹿などのジビエ系が楽しめると
聞いておりますので、冬にチャレンジなさっては?
俵屋と美山荘とセットで滞在なんてしてしまったら
もう他の旅館にも行けなくなってしまうかもしれませんよ〜???
私もセットで行ってみたい!(笑)
Commented by izola at 2007-01-23 21:45
>milkyさん、ここの川魚は新鮮で臭みもなくとても美味しいので
川魚嫌いの方でも食べれると思いますよ〜。

「かくれ里」も読まないといけませんね。
先日本屋に立ち寄った際に「今なぜ青山二郎なのか?」を
探したのですが見つかりませんでした。(泣)
なので、「かくれ里」と共にアマゾンでオーダーします!(笑)

峰定寺の本堂は本当に気持ちよい場所です。
確かにあそこに立つと五感というよりは細胞レベルで何かを
感じるので私はその昔落人だったのかもしれませんね!?(笑)
by izola | 2007-01-18 21:40 | 美山荘 | Comments(8)