俵屋/10

<アーネスト・スタディ>


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俵屋の中で一番好きな場所が此所でした。







「アーネスト・スタディ」とは
故アーネスト・サトウ氏の書斎だった部屋を
夜間のみ開放しているラウンジの事。

場所は旧館2階の階段を挟んで
霞の間とは対角に位置します。

霞の間側から見たラウンジの入口。
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ラウンジ側から見た霞の間方向。(部屋は右に曲がった奥)
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この小さな廊下の向こうにラウンジはあります。
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こちらの消化器にはこんなカバーが。
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年さんによるスケッチ。
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廊下から部屋に入ってすぐの
突き当たりにはミニキッチン。
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驚く程コンパクトなキッチンです。
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ティーカップはウェッジウッドとマイセン。
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グラスはバカラ。
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ゲストはここで自由に飲み物を用意できます。
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電気ケトルとティーバッグ、茶筒。
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ワゴンには小さなお菓子。
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部屋全体はまるで屋根裏のよう。
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キッチンの裏側にはウェグナーの
「ザ・テディベア・チェア」。
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この熊さんの膝の上がお気に入りの場所でした。
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棚にはラリックやアンティーク小物、本など。
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1階のライブラリーもそうですが、
雑然としているのに不思議とうるさく感じない・・。
仕事でもこんな自然なディスプレイが出来たらいいのに・・。
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奥の窪みにはデスク。
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デスクの上にはMacのノートブック。
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デスク横の棚にはタイプライター。
ア−ネスト氏が使われていたのでしょうか?
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部屋に置かれた一つ一つの家具や本、小物から
ア−ネスト氏の存在を感じます。
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北欧の椅子があちこちに。
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デスクの向かいの角はシエスタ・コーナー。
手前左手の窓から見える緑は
実は屋根の上に植栽されたグリーン。
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ここに寝そべって本を読むのもいいですね。
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ウサギの耳のように見えるクッションの置き方も
コーディネートの参考に。
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窓際には土器とガラスアート。
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この空間が一段下がっている事でより落ち着き度が増します。
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部屋の中から見た廊下。
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空間全体のコンパクトながらも変化に富んだ間取り、
家具のレイアウト、置かれた家具や蔵書・アートの趣味の良さ、
そして何よりもここに漂うア−ネスト氏の存在が創り出す
穏やかで温かな空気に惚れました。

どんなホテルや空港の豪華なラウンジも
この安らぎ感を与える事はできないと思います。
演出として創り込まれたのではない本物の空気・・・。


この場所に来て、
俵屋の素晴らしさの本質は、部屋や料理や伝統だけでなく、
それら全てを含む宿全体がまるで母の胎内にいるような
安心感をゲストに与えてくれるところなのだと気付きました。
by izola | 2007-08-07 23:59 | 俵屋旅館